Windows10 Insider Previewの 最新ビルドのISOイメージファイルを入手する方法

Windows10 Insider Previewの 最新ビルドのISOイメージファイルを入手する方法

Windows10 Insider Preview のアップデートインストールが失敗することがある。
具体的には、Windows Updateからの更新でアップデートのダウンロード後に再起動するが、ここで始まるはずのインストールがキックされずに、そのまま何事もなく既存のバージョンが立ち上がってしまうという現象である。
ネット上をいろいろ調べると、「SFC /scannowを試せ」「アップデートファイルのキャッシュを消せ」など色々アドバイスが上がっているが、いずれもうまくいった試しはない。何がきっかけでこうなってしまうのか原因を未だに掴めていず、しかもずっとそのままになってしまうばかりか、Microsoftはこの現象を解決する気がないので、いざ嵌まってしまうと大変困る。
一時期は諦めてクリーンインストールしたのだが、あまりに幼稚で前時代的な解決方法だし、そんな事を繰り返すのはごめんだ。

ところが最近になって、たまたまダウンロードしておいたISOイメージからアップデートインストールすると上手くいくことが判った。
原因は知らんが、この状況から考えると、ダウンロードが上手くいっていないんじゃないかなという気がする。

さて、ここで問題になるのがMicrosoftからISOイメージが提供されている場合とそうでないバージョンがあることだ。
つまり、ISOイメージが提供されない毎週の中間ビルドでこの現象に嵌まってしまった場合はどうにもならなくなる。ISOイメージが提供されるまで、Windows Insider Programの“First”に参加していても何も手出しできない状態のままとなってしまうのだ。Feedback Hubを見ると、従来から同様の現象にはまる人がそれなりに多数居るようで、世界中で“助けてくれっ!”と叫び声が上がっている。しかし、こうしたことに鈍感なMicrosoftはちっとも対応してくれない。

自力で突破するしかないが、どうすれば良いか。

ISOイメージの存在するバージョンを元に、最新バージョンのダウンロードファイルとの差分からISOイメージを作成してしまうという方法が考えられる。
世には同じ事を考える人がいるもので、Google先生に聞いてみると「UUPで入手が可能だよ!」との知見が得られた。このUUP…Microsoftが提供するUnified Update Platform の略で、要するにユーザーそれぞれの状況に合わせた各種アップデートの差分を提供することでダウンロードサイズを小さくし、更新プログラム作業効率を上げられるようにしたものだ。UNIXの世界では40数年前からごく当たり前の手段なのだが、漸くMicrosoftもその重要性に気づいたようだ。

そして、今回の目的用として最終的に得られたテクニックは、「UUP dump」というサイトを使う方法。
ここを利用すれば、とても手軽…というかあっけなく解決してしまったので、自身の備忘録として書いておくことにする。

UUP dumpのサイトに行く。

https://uupdump.ml/

希望するビルドとプラットフォーム等を選ぶと、ダウンロードファイルの指定・実行やISO作成するための自動実行スクリプトが記述されたファイル一式を入手できる。

例えば「Build 19546.1000」「x64」「Japanese」「OSエディション」などを指定するだけで、必要な情報が書かれたファイル一式がダウンロードされる。
これを展開して、その中のスクリプトファイルを実行してただ待つだけ。
回線速度にもよるが10分もかからずにISOイメージまで自動作成してくれるという、優れものだ。

具体的には以下のような手順。

(1)希望ビルドとプラットフォームを選ぶ

例えば「Windows 10 Insider Preview 19546.1000 (rs_prerelease)」「amd64 (x64)」などを選び「Next」

(2)言語を選ぶ

Japaneseを選び「Next」

(3)OSのエディションを選ぶ

「All editions」を選んでおくと多少サイズが大きくなるが利便性が良いと思うので、そのまま「Next」。

(4)ダウンロードオプションを選んで、ダウンロード開始

いくつかオプションが表示されるが、デフォルトのまま「Create download package」を押す。

(5)パッケージの展開

下記のようなファイル名で数MBのzipファイルがダウンロードされるので、これを展開する。

19546.1000_amd64_ja-jp_all_xxxxxxxx_convert.zip

(6)スクリプトファイルの実行

Windows上からなら、管理者プロンプトで「aria2_download_windows.cmd」を実行する

UUPからのダウンロードが始まるので、放っておく。
最後に“Press 0 to exit.”と表示されるので指示どおり「0」を入力してスクリプトを終了。
カレントフォルダに、例えば下記のようにISOイメージファイルが作成される。

19546.1000.200110-1443.RS_PRERELEASE_CLIENTMULTI_X64FRE_JA-JP.ISO

これが、差分を使って作成された最新ビルドのISOイメージファイル、ということになる。

(7)USBメモリにイメージファイルを書込む

“Rufus”などのイメージ書込みプログラムを使って使ってUSBメモリに書込む。

あとは、SETUPを実行。

ということで、無事に最新ビルドにアップデートできましたとさ。
めでたしめでたし。

WindowsUpdateが「再起動の保留中」になって更新されない件

WindowsUpdate でのアップデート操作時に、ダウンロード後の再起動でセットアップが続行されずに終了し、「再起動の保留中」が継続してしまう原因。

bcdedit で表示される「Windows セットアップ」と「デバイス オプション」で、下記エントリーが作られないことが理由の模様。
この記述がないために、セットアップファイルの場所が判らずに続行されない。
なぜこの現象が発生してしまうのか?は不明。

以下、不足したエントリの内容

Windows セットアップ

identifier {yyyyyyyy-yyyy-yyyy-yyyy-yyyyyyyyyyyy}
device ramdisk=[C:]\$WINDOWS.~BT\Sources\SafeOS\winre.wim,{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
bootstatdevice partition=C:
custom:11000083 partition=C:
path \windows\system32\winload.efi
description Windows Rollback
locale ja-JP
bootstatfilepath \$WINDOWS.~BT\Sources\SafeOS\bootstat.dat
inherit {bootloadersettings}
restartonfailure No
osdevice ramdisk=[C:]\$WINDOWS.~BT\Sources\SafeOS\winre.wim,{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
custom:21000152 partition=C:
systemroot \windows
nx OptIn
bootmenupolicy Standard
bootstatuspolicy AlwaysDisplayStartupFailures
winpe Yes

デバイス オプション

identifier {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
description Windows Setup
ramdisksdidevice partition=C:
ramdisksdipath \$WINDOWS.~BT\Sources\SafeOS\boot.sdi

※identifier は、Windowsブートローダーが指し示すものと同じ。

GPS 10MHz Oscillator with LCD (GPSDO)

中国のアマチュア局BG7TBLが制作した、10MHz Oscilator 「LCD-GPS Disciplined OSCILLATOR」。
携帯基地局で使われていたOCXOを再利用し、GPSの基準信号と比較して正確な10MHzを出力してくれる、というやつです。GPSDOと呼ぶみたいですね。

IMG_1101

10MHzは結構色々なデジタル機器や測定器の基準信号として使われるので、そんな機器類がある人にとって、精神的な安定にも効果が高いw。
表示なし版は知っていたが、年明けにLCD表示付きのが出て、単純に周波数を表示する他、ppm/ppbでの誤差表示に変えたりもできるので、これは良いじゃない!と早速e-bayへ。日本円で20,000円強ほどとお安い買いので、ぽちっと発注したら1週間ほどで深センから届いた。

GPSアンテナとACアダプタを繋いだらもう設置完了という手軽さで、30分ほどでオーブンも暖まって周波数も安定してきた。便利な世の中すよねー。性能的には価格相応らしくジッターもある程度あるが、まぁどの辺りで見切るかですから。

しばらく使ううち、ここは日本、デフォルトのUTC表示は不便なのでJST表示に変えようと思ったのだが、そもそもマニュアルが付いてない!
e-bayの商品案内に添付されていた写真を見ると、設定機能は持っているようなのだが、全くやり方が分からん。e-bay上で探し出した、手順の欠片のような情報をもとにやっても効果なし。調べるうちに「EEVblog Electoronics Community Forum ( https://www.eevblog.com/ )」というところで、ようやく情報を発見。Forumの書込みを見ると、みな同じ事を考え迷っていたようで(そりゃ、誰だって自国の時刻で表示したいよねぇ)、試行錯誤していたらしい。

その結果は、なんと設定コマンド用の定長文字列を2度連続送信する、という力業。それを参考に設定変更完了したのが、上の写真だ。

表示設定のためのテストモード用ジャンパピンを立てるために、本体を分解した時の中身の様子をどうぞ。IMG_1097

OCXOには、Trimbleの65256が使われていた。表面にはOSC以外は殆ど乗っていない。

写真を撮り忘れたが、中央のカラーのリボンケーブルがLCDユニットに繋がっている。

 

 

 

 

 

こちらは基板裏側の様子。IMG_1096

NECマイコンクラブの会員証

昔の色々な資料を探していたら、こんなものが出てきた。NECが秋葉原・ラジオ会館7Fに「Bit-INN」を開設した頃、NECマイコンクラブという、ユーザー支援を兼ねた会員組織も立ち上げたが、その会員証である。

NECマイコンクラブの会員証

当時TK-80はすぐに買えなかったが、その雰囲気だけでも知ろうと加入し、結局クラブ解散となる1986年まで続けていたように思う。

ついでに、先日閉鎖されたラジオ会館を最後に訪れた2011/6の写真から、「Bit-INN」のあった場所などを…。

元・Bit-INN

この場所に限らず、最後にはほとんどのスペースがいわゆる「ホビー系」の店になったのだが、秋葉原文化のメインストリームが大きく変化したことを象徴している。

上の写真の場所を右に向いた所。右の壁にあるのが、後に掲示された「パーソナルコンピュータ発祥の地」の記念プレート。ラジオ会館解体後、これはどうなるんだろう。

フロアは違うが、ラジオ会館ビルの特徴である、クロス型の階段室。

左側の壁にヒビの補修跡が沢山あるが、どの階もかなり修繕されていて、しかも新しい。おそらく3/11の大震災による影響。鉄筋RCビルの階段室は地震による揺れの影響を受けやすいが、これだけのヒビが入ってしまうようでは、建て替えは当然だろう。

最後に、一応お決まり構図のラジオ会館ビル正面。ラジオ会館正面

全く知らなかったのだが、8/12-14に納涼祭と称して、最後に内部が一般公開されたらしい。

TVゲームの元祖? AY-3-8500

相当久しぶりの更新だ。

久しぶりという意味では、この写真のLSIもそうだ。約30年ぶりに我がJunkBoxから発掘された一品である。

名前を 「AY-3-8500」という。何のLSIかというと、GI社(General Instruments) が発売したTVゲーム用のものである。

では何がPLAYできるのかというと、「テニス」「サッカー」「スカッシュ」「ライフルゲーム1 ,2」「プラクティス」の6種類。しかもモノクロ!。 2つ写っているうちの片方の「AY-3-8615」は、このモノクロ出力を擬似的にカラー化するためのエンコーダーLSIである。

1975年頃でしたかね? 一世を風靡しました。様々な会社から製作キットが発売され、Atari社やTandy RadioShack社などのセットメーカー等からもターンキー製品として発売されましたっけ。

基本的な考え方はパドルゲームなので、それを動かして、ボールを打ち合うだけのシンプルなもの。ライフルゲームは、光電センサか何かで画面を流れるターゲットを検出して撃ち落としたことにするという、たったそれだけ。なのに、大ブームになったのだった。

GI社TVゲームLSI AY-3-8500

基板も保存していました。

ちゃんとガラスエポキシ基板仕様であることから、「ウェーブキット社」(ミュージックシンセサイザのキットで有名だったかも?) で発売されたキットかもしれない。

周辺の部品を取り付ければ、今でも動きそうだ。こんどやってみよう。

ゲーム基板

ゲーム基板

産総研 オープンラボ見学

10/14~15に恒例の、独立行政法人産業技術総合研究所(産総研:AIST)のオープンラボに行ってきた。

http://www.aist-openlab.jp/


普段はそう簡単に見られない研究施設や、研究者とのコミュニケーションができる興味深いイベントだ。興味分野にもよるけれど、敷地も研究領域も広く、とても一日では見切れない。流石に日本の産業技術を代表する組織。

これは確か一番古くからある研究棟だったかな?電総研時代によく登場した建物かも。

敷地内の比較的奥まったある場所には、こんな木がある。

今は産総研と名乗っているが、前身は電子技術総合研究所だ。都内から筑波に移転した頃は、確か超伝導やらジョゼフソン素子などの話題でもちきりだった。

まるまる2日間、愉しませてもらいました。また来年!